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WX-1110z との出会い


1. WX-1110zとの出会い
SII 社(セイコーインスツルメンツ社)がノートPCを作っていたとは知らんかったでしょ?

先日、某オークションで見たことのないノートPCが出品されているのを見かけました。

このオークション、簡単なスペックが出品物一覧に付記してあるんですが、CPUが AMD Elan SC400 ?? 知らん... ということで、調べてみると AMD が作ってた統合チップ、まぁ、今で言う「システム・オン・チップ(SOC)」っちゅうやつですか。MPU に周辺コントローラを色々くっつけたチップで、PCMCIA I/F やら IrDA I/F やら、これ1つでノートPC作れまっせ、という感じの IC です。

ちゅうことで何だかよう分からんけど、値段も安いし落としてみよ、と安直に落札してしまいました。
#結局、3回にわたって計10台ぐらい放出されたのかな?まだ出るかもしれんけど... (^^;

で、スペックはというと...
CPU AMD Elan SC400 (486SX 相当) 100MHz
メモリ 32MB (on board only)
HDD 2.5 インチ2.1GB(MK2110MAT)
LCD 7.8 インチ 反射型 STN パネル (4096色)
インタフェース IrDA, シリアル, PS/2, PCMCIA (ver2.1, 非CardBus)
ビデオチップ NeoMagic NM2070
サウンドチップ ESS ES1488
こんな感じです。付いてた説明書記載のスペック+独自調査(分解)結果も含みます。

あと、付属品で携帯プリンタもついてたけど、専用感熱ロール紙(?)が要るのでこれは単なるオマケ。

スペックから分かるように、フロッピーブートができません。むー、OSを入れるためには分解しないとアカンのか... ということで次回へ続く。
蓋をして正面から見た WX-1110z 蓋を閉めて前から見た WX-1110z です。LCDを開くときには、グレーのレバー(?)を外します。バネとかついてないのでちょっと変な感じ。
正面から見た WX-1110z 蓋を開けるとこんな感じです。キーピッチはかなり狭く、キータッチもペチペチなので、長時間タイプはつらそうです。STNパネルの濃度調節はかなりシビアです。何にしても見にくい液晶だ... (^^;
WX-1110z の右側面 右側面です。左から 電磁ペン、PCMCIA スロット、電源スイッチです。PCMCIA スロットの上側にはダミーカードを挿入してカバーをネジ止めしてあります。電磁ペンはドライバが無いとアカンので多分使いもんにはならんでしょう。残念。
WX-1110z の背面 背面です。左から 電源、赤外線(IrDA)、PS/2ポート、シリアルポートです。外部インタフェースはこんだけ。ということはフロッピードライブは接続できないっちゅうことです。OSをインストールするためには分解が必要、と。(^^;;
WX-1110z の裏面 裏面です。10円玉で回せそうなネジはバッテリ装着部のネジです。他に、上下筐体を接続してるネジ5本、LCD部ヒンジを固定してるネジ2本が見えています。あと、HDD を固定してるネジ4本は黒い目隠しシールの下にあります。
タッチパネル型に変身したWX-1110z LCD部分がグルっと回せるので、電磁ペンを使うときはこんな格好にもできるんですねー。どでかいPDAちゅー感じ。電磁ペンのドライバ、無いのかなぁ...


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